防水改修工事の案内

ビル・マンションの屋上防水改修工事防水改修工事の流れ

ビル・マンションの屋上防水改修工事

工法の比較

  • 改質アスファルト防水(トーチ・粘着工法)

    改質アスファルト防水(トーチ・粘着工法)

    屋上防水工法としては最も施工実績があり、耐久性に優れた防水工法である。近年は環境に配慮された工法も汎用されている。

  • シート防水(塩ビ系)

    シート防水(塩ビ系)

    既存の下地に対して部分接着させる防水工法で、意匠性も良く、下地補修のコストも低減できる。

  • ウレタン防水

    ウレタン防水

    バルコニーなど歩行用途を要する部位、設備架台などの複雑な施工部位に有効な工法で、意匠面も優れている。

アスファルト防水(トーチ・粘着工法) シート防水(塩ビ系) ウレタン防水
標準耐用年数(耐久性)※① 13年 10年 10年
施工単価(改修:被せ工法)※② 10,000~12,000円/㎡ 8,000~10,000円/㎡ 9,000~10,000円/㎡
改修工事コスト※③ 5,000~6,000千円 4,000~5,000千円 4,500~5,000千円
ランニングコスト※④ 380~460千円/年 400~500千円/年 450~500千円/年
適用施工箇所 外部屋上 外部屋上 バルコニー外部屋上(小中規模)
いずれも露出工法としての標準耐用年数(旧建設省総合プロジェクトより)
既存下地の防水工法が同一工法の場合として
仮設、安全工作、現場管理、現場経費などを含むトータル・コスト(参考面積 500㎡として)
各々の防水工法の耐用年数をイニシャルコストに反映( /年)

こんな症状が出たら改修計画を!

  • 表面の退色

    防水保護(仕上げ)塗装の退色は、太陽光の吸収により熱劣化を促進し、防水層の寿命を縮めることになります。出来れば定期的な塗り替えをお奨めします。

  • 防水層のひび割れ・剥がれ・ふくれ

    防水層の劣化は、露出工法の場合、表層に現れます。接合部の剥離、規模の大きな膨れ、亀裂などが目立つようになると黄色信号の点灯です。

  • 屋上・バルコニーに水がたまる

    屋上、バルコニーには必ず排水口があります。この排水口は日常の保全として排水が滞らないように清掃を実施することが必要です。

  • 植物や藻の繁殖

    防水面の植物の繁殖は、植物の根により防水層が侵食され、場合によっては根の貫通で漏水事故につながる場合があります。

一般建築リニューアル工事

  • 一般建築リニューアル工事before01
  • 一般建築リニューアル工事after01
  • 一般建築リニューアル工事before02
  • 一般建築リニューアル工事after02

建物には寿命がありますが、リニューアル工事を定期的に実施し、消耗部材の早めの交換が劣化を抑え、建物全体の延命につながります。防水の更新のみならず、建物全体をカバーするのが建築リニューアル工事です。専属スタッフによる調査・診断・提案・工法選定・工事の実施までトータルにカバーします。